特別講義録

自宅マンションの買い替えで頭金を増やし、終の住処を全額現金で購入する
ウソのような錬金術をお話ししましょう。
具体的で分かりやすいと、ご評価いただいております。
マンション選びの最も大事なポイントを初めて明かす特別な講義録です。
~どこにも書いていない究極のノウハウ集~
プロローグより
本書で述べることは、マンションを買って住み、買い替えを繰り返すことで
最後は住宅ローンを使わずに全額現金で購入することができる
という秘策であり、そのお勧めです。
最後というのはいつのことでしょうか?抽象的に言えば老後ですが、
おおよそ60歳から65歳くらいをイメージして述べています。
人生90年時代がそこまで来ています。60歳で最後の家を決めたとしても、
まだ30年住み続けることになります。
従って、40歳くらいで買ったマンションを永住の住まいとするのは
早過ぎるのです。
40歳で終の棲家としてしまうと、新築で購入したマンションでも
80歳のときは築後40年になっています。
築40年のマンションでは、不具合が出て来てストレスを味わったり、
煩わしいことに巻き込まれたりする可能性があります。
80歳ともなると、面倒はご免だ、静かに余生を送りたいという
心境にあるはずですから、
そこを心配しておくことが必要というわけです。
そのような懸念のない耐久性の高い、かつ維持管理態勢が
しっかりしていて何十年も快適に住み続けられるマンションだとしても、
そのようなマンションでは毎月の管理費と修繕積立金が重く
のしかかって来ると考えられます。
この点に注目すると、最後は一戸建ての方が良いのではないか
といった考えも浮かんで来ます。
いずれにせよ、60~65歳では住宅ローンを組むことができたとしても、
返済負担を考えると終の棲家は現金購入が前提となりましょう。
それまでの貯金に退職金などを加えれば、全額現金で家を買うことができる
かもしれません。しかし、老後の暮らしを豊かにと考えれば、
手元現金は多いほど良いはずです。
それまでに住んできたマンションが資産として価値あるものであれば、
それを売却するだけで購入資金が一気にできてしまうかもしれません。
反対に、二束三文でしか売れず資金調達に貢献してくれない自宅
なのかもしれません。
本書では、自宅とは別にマンションを買って賃貸する
といった不動産投資ではなく、住みながら自宅マンションで儲け、
終の棲家を現金で取得するための術を紹介しています。
第1章 儲けの公式
●儲けのシミュレーション
●20%値下がりした場合のシミュレーション
●値下がりしても儲かる場合がある(シミュレーション3)
●次善の策(シミュレーション4)
第2章 中古マンションの価格は何で決まる?
第3章 購入時より高く売れるマンションの7大条件
●番外条件
●売主別の中古価格
●中古マンションの地域別価格水準
第4章 魔力を秘めた危険なマンション
●安さを売りにする危険なマンション
●角住戸比率100%の危険なマンション
●駐車場設置率100%の危険なマンション
●環境は最高のバス便マンション
●失敗事例5つのタイプ
第5章 選択に迷ったときの考え方
●立地条件の妥協範囲
●小型マンションの是非
●ブランド力が低い場合
●市場環境の変化で計画が狂ったとき
エピローグ「買って損はないか―究極の決断術」
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