三井健太のWEBマンション講座

 建売住宅と注文住宅
 

建売住宅と注文住宅のメリットとデメリットは何かと聞かれて、たちまち答えられる人は多くないでしょう。

まあ、何となくは分かるのでしょうが、イメージ的な理解に過ぎないと言ってよいかもしれません。

そこで、少し詳しく解説することにしたいと思います。

【建売住宅】

建売住宅とは、主に地元の不動産業者やパワービルダーと呼ばれる建売専門大手業者が、

前もって仕入れた土地に新築住宅を建てて、土地とセットで販売するものです。

施工をハウスメーカーや工務店が担当し、販売は売り主自身や不動産仲介業者に

委託して行なう形態が一般的です。

建売住宅は、分譲マンションと対比し、「分譲住宅」とも呼ばれます。分譲ですから、

その言葉通りに「分ける」ので、販売する住宅は複数あるのが普通です。複数とは、

3棟とか5棟に過ぎないものから、50棟、
100棟と、まとまっているケースもあります。

法律上は、10棟以上を団地というのですが、大きな団地ほど土地購入資金が高額になりますし、

開発期間も長くなるため、地元の工務店・不動産業者は取り扱うことが殆んどありません。

年間の分譲棟数で大手を凌駕するパワービルダーでも、資金回転の悪さを嫌って手は出さないのです

大型の団地は街作りから入るため、統一感のある綺麗な街並みであることが多く、魅力的です。

敷地も広く(
150u以上)、建物(120u以上)もセンスの良い外観や高級感のある造りになったもの

が多くなっています。当然、価格は高くなります。

開発するのは、三井、三菱、野村といった大手不動産業者と、積水ハウスや大和ハウス

といった大手ハウスメーカーです。大手ハウスメーカーは、注文住宅が主体ですが、

建売も最近は増やしているのです。

一方、小規模分譲(ミニ開発)の建売住宅は、既存の街並みに突出する形で誕生するイメージです

また、分譲価格を抑える傾向も強く、狭い土地(
100u以下)に小さな住宅(100u程度)が定番

と思って間違いありません。東京都内になると、地価が高いために、

もっと小ぶり(敷地が
50uで、3階建て80uの建物など)になったものが多いようです。

建売住宅の最大の懸念は、建物が完成してから見学するため、

素人には品質チェックが困難という点です。いわゆる欠陥住宅が多いのは、建売住宅ですから。

最近は、法律ができて、建物の品質を第三者が検査して保証する制度や、

万一、構造的な重大瑕疵(隠れたキズという意味)は、売主が存在してもしなくても無償で

修繕する(
10年という期間限定あり)制度があるため、一定の安心感は持てるようになったと言えます。

ただ、建売住宅は、土地建物のセット売買であり、売主が他社に施工させているケースも

多数あります。その場合、故障や不具合が起きたとき、連絡が間接的になるため、

なかなか駆けつけてくれないといった不満の声は少なくないのです。

ともあれ、ミニ開発で見られる低価格の建売り住宅は、欠陥がなくても元々が

徹底的な合理化によって誕生した建物ですから、それが買い手の気に入る

デザインやグレードであるかどうかは別問題です。

実際のところ、低価格の建売住宅の建物価格を弾いてみると、

大手メーカーの注文住宅より
1,0001,500万円も低い価格となっているケースが多く見られます。

これだけ違うと、つい食指が動くことでしょう。マンション価格と差がないくらいの分譲価格

であるものも最近はたくさん出ていますから。

ただ、その裏には、建売業者の徹底したローコスト主義があり、見かけはよくても

性能や強度が伴っていないとか、建設現場の無理が犠牲になっていることも

あるらしいのです。ここにも、ミニ開発の低額建売住宅の懸念材料がありそうです。

【注文住宅】

注文住宅は、主として土地を既に取得している、若しくは以前から所有していた建て主が

好きな住宅をオーダーして建てるものですが、中には土地を新たに取得して注文する人もあります。

主に、三井ホーム、積水ハウス、積水化学、大和ハウス、ミサワホームといった

大手ハウスメーカーや中堅では東日本ハウス、新昭和、チェーン展開している

ユニバーサルホーム、クレバリーホームといった有名メーカーと

全国各地の地域工務店が得意としている分野です。

注文住宅は、自分の好きな家が建てられるメリットが大きい代わりに、どうしても価格は高くなります。

しかし、設計士との間で納得いくまで煮詰めるため、出来上がりの満足度は高い傾向にあります。

ただ、設計図を描く過程では注文者の夢がどんどん広がってしまい、工事費が予算を大きく上回る

ことが多く、しばしば設計者を泣かせるとも言われます。

また、設計図やCGによる完成予想図を見ても、実際に完成した住宅とのギャップに

失望するケースもあると言います。



ともあれ、注文住宅は施工の過程を自分の目で確かめられるという安心感があります。

また、施工者と直接の契約(請負契約)になるため、品質保証やアフターサービスに

関しても、スピーディで安心できる点がメリットと言えます。


 ★講座一覧に戻る★



ご質問・ご意見はこちらからお気軽にお申込み下さい


新築マンション 中古マンション 一戸建て マンション査定 資料請求可
リクルートが運営する「住宅情報ナビ」。「住宅情報ナビ関東」をはじめ、全国エリアの新築・中古マンション、
一戸建て情報があり、無料で物件検索・資料請求ができます。
売却のための無料査定も可能。
詳しくは公式サイトで。

ここ↓から物件の検索ができます。

 


Home

 マンション簡易評価承り中!!お試しください

無料
個別マンションの評価が人気です!!  お申込み
評価項目:@立地条件(最寄駅までの距離・都心へのアクセス・生活利便性) 
A全体計画
(配棟計画・駐車場・空間利用計画・共用施設・外観デザイン・セキュリティ) 
B建物の基本構造
(耐震性・耐久性・遮音性能・将来の更新性)
C管理内容(管理体制・管理費・修繕積立金・管理会社)
D専有部分の計画(間取り・設備・仕様) E売主 F施工会社

・・・・これらの項目を5段階評価した後に、総合的にコメントをつけ,
「不動産簡易評価書」の形で、電子メールでお届けします。

サンプルはこちら

対象エリアは全国。あくまで売主が公開している範囲の情報をもとに机上査定するもので、
環境調査は含みません。

また、不動産鑑定ではありません。あくまで、購入者が見逃しやすい
チェックポイントをおさえることで、後悔につながらないお買い物のお手伝いをするのが
目的です。  



Home